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ドライブレコーダーの配線を通したい、ナビを付け替えたい。そんな時に悩むのが、内張りやパネルをどう外すかですよね。
結論から言うと、N-WGNの内装パネルの多くはクリップとツメで留まっていて、専用の内張りはがしがあれば外せる所が多いです。ただ、ピラーやナビまわりには、無理をすると割れたり危なかったりする所もあるんです。
この記事を読めば、場所ごとの外し方の流れと、DIYでやるか販売店に任せるかの目安が分かります。
作業の前にそろえる道具と準備
内張りは「樹脂の工具で、手前の部品から、クリップの位置を探しながら」外すのが基本です。固い所で力まかせに引かないことが、割らないいちばんのコツです。
『マイナスドライバーでこじれば外れるかな』と思う方もいるはずです。でも、金属の工具でこじると、パネルに傷が付いたり、ツメが折れたりしやすいんです。
- 樹脂製の内張りはがし(ヘラ型とフック型があると便利)
- クリップクランプ(クリップを抜く工具)
- プラスドライバー、10mmのソケットレンチ
- 養生テープとタオル(まわりを傷から守る)
- 外したねじを入れる小皿や箱
内張りはがしは、カー用品店で千円前後から手に入ることが多いです。何度も使うなら、セットになった物が使いやすいですよ。
ナビやスイッチなど配線がある所を外す時は、エンジンを止めてスマートキーを車から離しておきましょう。エアバッグに関わる所は、バッテリーのマイナス端子を外してから時間を置くよう案内されることもあります。手順は取扱説明書や整備書で確かめてください。
JH1とJH3で外し方は違う?
N-WGNは、初代(JH1/JH2・2013年11月〜)と2代目(JH3/JH4・2019年8月〜)で、内装のデザインが大きく違います。パネルの分かれ方やクリップの位置も、同じとは限りません。
車検証の型式を見て、自分の車がどちらかを確かめてから、同じ型式の手順を参考にしましょう。
2代目は電子制御パーキングブレーキで、初代のようなサイドブレーキレバーがありません(ホンダ公式)。そのため、センターまわりの作りも違うんです。
場所ごとの難しさを先に知っておこう
どこから外すかで、難しさはかなり変わります。作業を始める前に、ざっくりの目安を見ておきましょう。
| 外したい所 | 難しさの目安 | 主な留め方 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| ドアの内張り | ふつう | ねじ+クリップ | ドアミラー交換やスピーカー交換で外す |
| センタートレイ・小物入れ | やさしい | ツメ | 手で引き出せることも多い |
| インパネのパネル(ナビまわり) | ふつう | ツメ+ねじ | 順番をまちがえると割れやすい |
| Aピラー | 注意 | クリップ | エアバッグがある車は特に慎重に |
| 天井(ルーフライニング) | 難しい | クリップ+多くの部品 | 部分的にめくるだけにとどめたい |
| テールランプ | ふつう | ねじ・ナット | 荷室側から外すことが多い |
| ヘッドライト | 難しい | バンパー脱着が必要なことも | 販売店に任せるのが安心 |
表は一般的な目安です。年式やタイプで違うので、作業前に整備書や販売店で確かめてみてください。

ドアの内張りの外し方
ドアの内張りは、スピーカー交換やドアミラーの交換で外すことが多い所です。ねじとクリップで留まっていて、上の端はドアのふちに引っかかっています。
- 窓を下げておき、ドアを開けた状態にする
- 取っ手の奥やポケットの中にあるねじを探して外す
- 内張りの下の角に内張りはがしを差し込み、クリップを1つずつ外す
- 下と横のクリップが外れたら、内張りを上に持ち上げてドアから外す
- 窓のスイッチなどの配線コネクターを抜いて、内張りを取り外す
『どこにねじがあるか分からない…』という時は、小さなふたやカバーの裏を見てみてください。ねじが隠れていることが多いんです。
外したクリップは、古くなると戻す時に割れることもあります。予備のクリップを用意しておくと安心です。
スピーカーの交換は N-WGNのスピーカー・ツイーター交換と静音化 で、ドアミラーの交換は N-WGNのドアミラー自動格納と交換費用 で紹介しています。
インパネ・センタートレイ・ナビの外し方
インパネ(運転席の前のパネル)は、いくつかのパーツが重なるように付いています。外す順番をまちがえると、まだ留まっているツメを引っぱって割ってしまうことがあるんです。
- センタートレイや小物入れなど、手前の小さいパーツから外す
- ナビやオーディオのまわりのパネルを、内張りはがしで少しずつ浮かせる
- パネルの裏のスイッチやコネクターを抜く
- ナビ本体を留めているねじを外し、手前に引き出す
- 裏の配線を抜いて取り外す
センタートレイは手で外せることが多い
センタートレイやコンソールボックスの小物入れは、ツメで軽く留まっているだけのことが多いです。ふちに指をかけて、まっすぐ上に引くと外れることもあります。
固いと感じた時は、無理に引っぱらずに、内張りはがしを差し込んでツメの位置を探してみてください。
ナビを取り外す時の注意
ナビの裏には、電源やアンテナ、カメラなど、たくさんの配線がつながっています。どのコネクターがどこにささっていたか、外す前にスマホで写真を撮っておきましょう。
「元に戻す時に、どれがどこか分からなくなった」
こうならないように、写真とマスキングテープでの目印がおすすめです。ナビの選び方は N-WGNのナビ・ディスプレイの選び方 で見ています。
Aピラーと天井を外す時の注意点
ドライブレコーダーの配線を通す時に、Aピラー(フロントガラスの横の柱)のカバーを外す方も多いですよね。ここは、ほかの内装より気を付けたい所です。
カーテンエアバッグがある車では、ピラーの裏にエアバッグが入っています。クリップの形がほかと違い、外し方をまちがえるとエアバッグの動きに影響することもあります。自分の車の装備と手順を取扱説明書や販売店で確かめ、不安なら販売店に任せましょう。
配線を通すだけなら、ピラーのカバーを少し浮かせて、すき間から押し込むだけで済むこともあります。全部外さずに済む方法がないか、先に考えてみてください。
天井は全部外さない
天井の内張り(ルーフライニング)は、大きな1枚の部品で、ルームランプやサンバイザーなど多くの部品が付いています。全部外すのは、慣れていてもかなり手間がかかります。
配線を通すだけなら、天井のふちを少しめくって押し込む方法が一般的です。折り目を付けると跡が残るので、強く曲げないようにしましょう。
外まわり(テールランプ・ヘッドライト・リアスポイラー・ワイパー)
外まわりの部品も、外し方を調べる方が多いですよね。ここは、自分でやりやすい所と、任せた方がいい所に分かれます。
- ワイパーブレード(アームから外して交換)
- テールランプ(荷室側のねじやナットを外す)
- 室内のルームランプのレンズ
- ヘッドライト(バンパーの脱着が必要なことも)
- リアスポイラー(ボルトや両面テープ、配線がある)
- エアバッグに関わる所
テールランプは、リアゲートを開けた荷室側からねじやナットを外し、後ろに引き抜く形が多いです。ボディとのあいだにタオルを当てておくと、傷が付きにくくなります。
リアスポイラーは、リアゲートの内側の内張りを外してから、ボルトを外す形が多いです。ハイマウントストップランプの配線がつながっていることもあるので、取り外しは販売店に相談すると安心です。
ワイパーブレードの外し方は N-WGNのエアコンフィルター・ワイパー交換の手順 で、ライト類の交換は N-WGNのライト・ランプ類の交換と設定 で紹介しています。
DIYでやる?販売店に任せる?
ここまで読んで、『思ったより手間がかかりそう』と感じた方もいるかもしれません。DIYで大事なのは、外すことより、元どおりに戻せることなんです。
まずは戻し方のコツを知ってから、自分でやるか任せるかを決めてみてください。
元に戻す時に失敗しないコツ
外す時よりも、実は戻す時の方が失敗しやすいんです。『全部はまったと思ったのに、走るとカタカタ鳴る…』という声もよく聞きます。
- 外した時の写真を見ながら、配線のコネクターを全部さし直す
- 折れたクリップや抜けたクリップがないかを確かめ、新しい物に替える
- パネルのツメの位置を合わせ、手のひらで軽くたたいてはめる
- ねじを元の場所に戻す(長さが違うねじに気を付ける)
- スイッチやナビ、ランプが動くかを、エンジンをかけて確かめる

戻した後に小さな音が出る時は、クリップが1つ浮いていることが多いです。音が出る場所のあたりを、手で軽く押して確かめてみてください。
クリップは、同じ形の物がカー用品店やネットでまとめて売られています。外す前に1つ抜いて形と大きさを見ておくと、合う物を選びやすいですよ。
ねじは長さや形が場所ごとに違うことがあります。箱に仕切りを付けたり、紙に場所を書いてテープで留めたりしておくと、戻す時に迷いません。
販売店に任せた方がいい時
『自分でやって割ってしまったら、かえって高くつくかも』と迷う方もいるはずです。パネルやクリップの部品代は安い物も多いですが、インパネの大きなパネルは取り寄せに時間がかかることもあります。
- エアバッグの近くの作業がある
- 配線をつなぐ・切る作業がある
- 新車保証の期間中で、保証への影響が心配
- どのクリップか分からず、固くて外れない
配線をつなぐ作業の前には、電源をどこから取るかも決めておきましょう。ヒューズボックスの場所と電源の取り方は N-WGNのヒューズボックスの場所と電源の取り方 にまとめています。
ほかの不具合の相談先は N-WGNの故障しやすい箇所と修理費の目安 で、走り出しのガクつきや音は N-WGNのCVTの不具合・異音 で見ています。信号待ちでエンジンが止まるのが気になる方は N-WGNのアイドリングストップを解除する方法 もどうぞ。
新しいN-WGNで、ナビやドライブレコーダーを最初から付けたい方は、販売店オプションとしてまとめて頼む方法もあります。買い方の順番は N-WGNの値引き相場と交渉の順番 で紹介しています。
よくある質問
N-WGNの内張りを外すのに必要な道具は何ですか?
樹脂製の内張りはがしとクリップクランプ、プラスドライバーがあれば多くの所は外せます。金属の工具でこじると傷やツメ折れの原因になります。
JH1とJH3で内張りの外し方は同じですか?
内装のデザインが違うので、パネルの分かれ方やクリップの位置も同じとは限りません。車検証の型式を確かめて、同じ型式の手順を参考にしましょう。
Aピラーは自分で外しても大丈夫ですか?
カーテンエアバッグがある車では、ピラーの裏にエアバッグが入っています。手順を取扱説明書や販売店で確かめ、不安なら任せるのが安心です。
ナビを取り外す時の注意点は何ですか?
裏にたくさんの配線があるので、外す前に写真を撮っておきましょう。作業前にエンジンを止め、スマートキーを車から離しておきます。
天井の内張りは外せますか?
全部外すのは手間が大きいので、配線を通すだけならふちを少しめくって押し込む方法が一般的です。強く折り曲げないように気を付けましょう。
まとめ
- 内装パネルの多くはクリップとツメで留まり、樹脂製の内張りはがしで外す
- JH1とJH3では内装の作りが違うので、型式を確かめてから作業する
- インパネは手前の小さいパーツから外し、ナビの配線は写真で記録する
- Aピラーはエアバッグに注意し、天井は全部外さずにふちだけめくる
- ヘッドライトやエアバッグに関わる所は販売店に任せるのが安心





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