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N-WGNを選んでいて、ターボを付けるかどうかで手が止まっている方も多いはずです。
『軽だからターボがあった方がいいのかな。でも燃費も価格も気になる…』と迷いますよね。
結論から言うと、高速道路や山道をよく走る人、4人で乗る機会が多い人はターボが向いています。街乗り中心で1〜2人乗りなら、NAで困る場面は少ないはずです。
この記事では、価格差・パワー差・燃費差を表で並べて、ターボがいるかどうかを決められるようにしました。
現行N-WGNでターボを選べるのはどれ?
まず大事なところから。現行のN-WGNで、ターボを選べるのはカスタムのL・ターボ系だけなんです。
2022年9月の一部改良で、標準N-WGNのターボ車は廃止されました(ホンダ公式発表)。いま標準のN-WGNを選ぶと、エンジンはすべてNA(ノンターボ)になります。
| タイプ(2025年9月改良後) | エンジン | FF | 4WD |
|---|---|---|---|
| カスタム L | NA | 179万4,100円 | 193万9,300円 |
| カスタム L 特別仕様車 BLACK STYLE | NA | 186万100円 | 200万5,300円 |
| カスタム L・ターボ | ターボ | 191万2,900円 | 205万8,100円 |
| カスタム L・ターボ 特別仕様車 BLACK STYLE | ターボ | 197万8,900円 | 212万4,100円 |
価格はメーカー希望小売価格・消費税込です(ホンダ公式カタログ)。有料色を選ぶと、ここに3万3,000円か5万5,000円が加わります。
カスタムLとカスタムL・ターボの差は、FFでも4WDでも11万8,800円です。BLACK STYLE同士で比べても同じ11万8,800円の差になります。
つまり「ターボが欲しい」となった時点で、カスタムを選ぶことになります。標準とカスタムの見た目や装備の差は N-WGNカスタムと標準の違い で詳しく比べています。
馬力とトルクはどれくらい違う?
数字で見ると、差がはっきりしているのは馬力よりトルクの方です。
| 項目(現行・主要諸元表) | NA(カスタムL) | ターボ(カスタムL・ターボ) |
|---|---|---|
| エンジン | 0.658L 直列3気筒 DOHC(S07B) | 同じ(ターボ付き) |
| 最高出力 | 58PS/7,300rpm | 64PS/6,000rpm |
| 最大トルク | 65N·m/4,800rpm | 104N·m/2,600rpm |
| 車両重量(FF) | 850kg | 870kg |
| パドルシフト | なし | あり |
排気量はどちらも658cc(0.658L)で同じです。違うのはターボが付いているかどうかだけなんです。
最高出力の差は6PSしかありません。ただ、最大トルクはNAの65N·mに対してターボは104N·mで、およそ1.6倍あります。
しかも、ターボは2,600rpmという低い回転で最大トルクが出ます。NAは4,800rpmまで回さないと最大トルクに届きません。

これが体感の差になります。信号からの発進や合流で、アクセルを深く踏まなくても車がスッと前に出る感覚です。
「NAでも普通に走るけど、高速の合流だけは踏み込むよね」
「ターボにしてから、坂道でエンジンがうなる感じが減ったよ」
軽自動車のターボとNAを比べた時に、こうした声はよく聞かれます。
燃費はどれくらい悪くなる?
『ターボは燃費が悪い』というイメージがありますよね。N-WGNの場合、カタログ上の差は思ったより小さいです。
| WLTCモード燃費(現行) | FF | 4WD |
|---|---|---|
| カスタム L(NA) | 23.1km/L | 20.6km/L |
| カスタム L・ターボ | 21.7km/L | 19.5km/L |
| 差 | 1.4km/L | 1.1km/L |
燃料はどちらも無鉛レギュラーです。ハイオク指定ではないので、燃料の単価は変わりません。
仮に年1万km走り、ガソリンが1Lあたり170円だとして計算してみます。FFのNAは約433L、ターボは約461Lで、差は約28Lです。
金額にすると、年間でおよそ4,700円の差になります。ガソリン価格と走り方で変わるので、あくまで目安として見てください。
WLTCの数値は決まった条件で測ったものです。実際の燃費は、エアコンの使い方や渋滞の多さで下がります。実燃費の考え方は N-WGNの実燃費の記事 で見ています。
実はNAでも、高速や坂道でアクセルを踏み込む時間が長いと燃費は落ちます。山道が多い地域だと、ターボとの差が縮まることもあるんです。
ターボと4WDを組み合わせると?
雪の地域の方は、ターボと4WDを両方選ぶこともありますよね。組み合わせごとの数字を並べてみます。
| カスタム L・ターボ(現行) | FF | 4WD |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 191万2,900円 | 205万8,100円 |
| WLTC燃費 | 21.7km/L | 19.5km/L |
| 車両重量 | 870kg | 930kg |
| 燃料タンク | 27L | 25L |
4WDにすると14万5,200円上がり、60kg重くなります。重くなる分、ターボの力の余裕がありがたく感じる場面も増えるはずです。
FFと4WDの違いは N-WGNの4WDは必要か で詳しく比べています。
ターボが向いている人・いらない人
ここが大事なところです。差額11万8,800円に見合うかどうかは、走る道と乗る人数で決まります。

- 高速道路を月に何度も使う
- 坂道や山道の多い地域に住んでいる
- 大人4人で乗る機会が多い
- 合流や追い越しで余裕が欲しい
- パドルシフトでエンジンブレーキを使いたい
- 通勤や買い物など街乗りが中心
- ふだんは1〜2人で乗る
- 高速道路はたまにしか使わない
- 初期費用を少しでも抑えたい
- タイヤ交換の費用を安くしたい
『高速はたまにしか乗らないけど、あった方が安心かも』と思う方もいますよね。その場合は、試乗でNAの合流を一度体験してみてください。
NAでも高速道路は走れます。ただ、追い越し車線に出る時や長い上り坂では、エンジン音が大きくなりやすいです。
それが気にならなければNA、毎回ストレスになりそうならターボ、と考えると決めやすくなります。
高速道路ではACCも助けになる
N-WGNは、NAでもターボでも渋滞追従機能付ACCが標準で付いています。高速道路では、前の車について走るのを車に任せられるんです。
ただ、ACCで加速する時もエンジンの力はそのままです。NAだと上り坂でエンジン音が大きくなりやすいのは変わりません。
『ACCがあるならNAでもいいかな』と考える方は、試乗の時に高速道路か自動車専用道路を少し走らせてもらうと判断しやすいですよ。
- 信号からの発進で、アクセルをどれくらい踏むか
- 上り坂でエンジン音がどこまで大きくなるか
- 合流で、思った速さまで加速できるか
- 大人を後ろに乗せた状態で走ってみる
価格差以外に変わるところ
ターボを選ぶと、エンジン以外にも変わる点があります。見落としやすいのでまとめておきますね。
| 項目(現行・FF) | カスタム L | カスタム L・ターボ |
|---|---|---|
| タイヤ | 155/65R14 | 165/55R15 |
| 最小回転半径 | 4.5m | 4.7m |
| 車両重量 | 850kg | 870kg |
| WLTC燃費 | 23.1km/L | 21.7km/L |
タイヤが15インチになるので、見た目は引き締まります。その分、タイヤ交換やスタッドレスの費用は14インチより高くなりがちです。
最小回転半径も4.5mから4.7mに大きくなります。狭い駐車場や路地でのUターンは、少しだけ切り返しが増えるかもしれません。
本体の差額だけ見て決めると、スタッドレスタイヤを買う時に「15インチってこんなに高いの?」となりがちです。雪の地域の方は、タイヤ代も含めて比べてみてください。
タイヤの値段の目安は N-WGNのタイヤサイズと交換費用 にまとめています。
パドルシフトは何に使う?
ターボにはハンドルの裏にパドルシフトが付いています。手元の操作で、エンジンブレーキの効き方を変えられるんです。
- 長い下り坂の手前で、左のパドルを引いてシフトダウンする
- エンジンブレーキを効かせながら、フットブレーキを踏みすぎないようにする
- 坂を下りきったら、右のパドルを引くか、しばらく走って元に戻す
山道の下りでブレーキを踏み続けるのが不安な方には、うれしい装備です!操作のしかたは取扱説明書でも確かめておきましょう。
中古でターボを探す時の注意点
中古でN-WGNのターボを探すなら、年式によって選べる仕様が違うことを知っておきましょう。
- 2019年8月〜2022年9月の2代目なら、標準N-WGNにもL・ターボがある
- 2022年9月以降の2代目は、ターボはカスタムだけ
- 初代(JH1/JH2)のターボはエンジンがS07Aで、2代目とは別物
- 車検証の型式で、JH3(FF)かJH4(4WD)かを確かめる
- 2025年9月改良後かどうかで、メーターと安全装備が違う
標準のL・ターボが欲しい場合は、2022年9月より前の2代目の中古が対象になります。新車では手に入らない組み合わせなんです。
標準のL・ターボは、カスタムより落ち着いた見た目でターボが欲しい人に向いています。『カスタムの顔はちょっと派手かも』と感じる方には、中古で探す価値がありますよ。
ただ、2025年9月改良前の車です。近距離衝突軽減ブレーキとパーキングセンサーは付いておらず、メーターも現行とは仕様が違います。
初代のカスタムにもターボはありましたが、エンジンも装備も2代目とは違います。旧型を検討する方は 初代N-WGN(JH1/JH2)は今買いか も合わせて見てみてください。
トルクアップやパワーアップはできる?
『NAを買って、あとからパワーアップできないの?』と考える方もいるかもしれません。
吸気・排気のパーツ交換やエンジンのコンピューターの書き換えで、出力を上げるという話はよく出てきます。ただ、メーカー保証の対象外になったり、車検に通らなくなったりするおそれがあります。
NAを買ってから手を入れるより、最初からターボを選んだ方が保証の面でも安心です。改造をする場合は、保証や車検への影響を販売店や整備工場で確かめておきましょう。
パワーに少しでも不安があるなら、最初の段階でターボとNAの両方を見積もりに入れておくのが現実的です。
見積もりはNAとターボの2通りで
迷っているなら、カスタムLとカスタムL・ターボの2通りで見積もりを取って並べてみてください!値引きやオプションを入れると、差額が表の11万8,800円と変わることもあります。
N-WGN買いたいドットコム
N-WGNの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、N-WGNの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの相場と交渉の順番は、トップ記事の N-WGNの値引き相場と限界額 で見ています。ターボ以外も含めた全タイプの違いは N-WGNのグレードの違いを一覧で比較 で一覧にしています。
よくある質問
標準のN-WGNにターボはありますか?
現行の標準N-WGNにターボはありません。2022年9月の一部改良で廃止されました。ターボが欲しい場合はカスタムL・ターボ系を選ぶか、2022年9月より前の2代目の中古を探すことになります。
N-WGNのターボとNAの燃費の差はどれくらいですか?
WLTCモードで、カスタムのFFはNA 23.1km/L、ターボ 21.7km/Lです。4WDはNA 20.6km/L、ターボ 19.5km/Lです。差は1.1〜1.4km/Lほどです。
N-WGNの排気量と馬力はいくつですか?
排気量は0.658L(658cc)です。NAは58PS、ターボは64PSです。最大トルクはNA 65N·m、ターボ 104N·mです(現行の主要諸元表)。
N-WGNにVTECターボはありますか?
「VTECターボ」という名前のタイプは、現行のタイプ一覧にはありません。エンジンの仕組みの細かな違いは、ホンダ公式カタログのエンジン説明で確かめてみてください。
ターボとNAで税金は変わりますか?
変わりません。どちらも軽自動車なので、軽自動車税(種別割)は年10,800円です。
まとめ
- 現行でターボを選べるのはカスタムL・ターボ系だけ
- カスタムLとの価格差は11万8,800円(FF・4WDとも)
- 馬力差は6PSでも、トルクはNA 65N·mに対しターボ 104N·m
- WLTC燃費の差は1.1〜1.4km/Lで、燃料はどちらもレギュラー
- 高速・坂道・4人乗りが多いならターボ、街乗り中心ならNAで十分





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