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N-WGNを家族で使うつもりなら、後ろの席に大人が座れるのか気になりますよね。試乗では運転席にばかり座って、後部座席はちらっと見ただけ、という方も多いはずです。
結論から言うと、N-WGNの後部座席は大人が座っても足元に余裕を作りやすい広さです。後席を前後にスライドできるので、乗る人と荷物に合わせて使い分けられるんです。
この記事を読めば、後ろの席の広さと座り心地、使い方のコツが数字つきで分かります。
後部座席の広さを数字で確かめる
まずは数字を見てみましょう。N-WGNは軽自動車の枠いっぱいの外寸に、背の高い箱型の室内を組み合わせた車です。
| 項目 | 現行N-WGN(2代目 JH3/JH4) |
|---|---|
| 全長×全幅 | 3,395×1,475mm |
| 全高 | 標準L 1,675mm/カスタム 1,705mm(FF) |
| 室内長 | 2,055mm |
| 室内幅 | 1,350mm |
| 室内高 | 1,300mm |
| ホイールベース | 2,520mm |
| 乗車定員 | 4名 |
| 後席のドア | ヒンジドア(スライドドアなし) |
数値はホンダ公式の主要諸元表の値です。室内長2,055mmは、前の席から後ろの席の背もたれまでをふくめた長さです。
ホイールベースが2,520mmと長めなので、前後の席の間を取りやすい作りになっています。Nワゴンの後ろに初めて座った方が「思ったより足元が広い」と感じやすいのは、この長さのおかげです。
後席を一番後ろまで下げれば、大人でも足元に余裕を作りやすいです。ただし室内幅は1,350mmなので、後ろに大人が3人並ぶ使い方はできません。定員は4名です。
『軽だから後ろは窮屈なんでしょ?』というイメージを持っている方もいますよね。実際に座ってみると、足元より頭の上と横幅のほうが「軽らしさ」を感じやすいはずです。
頭の上と横幅はどう感じる?
室内高は1,300mmあるので、背の高い方でも頭が天井に当たりにくい高さです。座った時に頭の上に手のひらが入るか、試乗で一度確かめてみてください。
横幅は、軽自動車の規格で全幅1,475mmに決まっているぶん、どうしても限られます。後ろに大人2人が座ると、肩と肩の間にそれほど余裕はありません。
冬に厚手の上着を着たまま乗ると、横の窮屈さを感じやすくなります。長く乗る時は、上着を脱いでから座ると楽ですよ。

後席スライドで足元と荷室を分け合う
N-WGNの後部座席は前へスライドできます。前に出すと荷室が広がり、後ろに下げると足元が広がる仕組みです。
ここが大事なところです。後ろの席の広さは「固定」ではなく、荷室とのかけひきで決まるんです。
| 後席の位置 | 足元 | 荷室 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 一番後ろ | 一番広い | 一番狭い | 大人が後ろに乗る、長距離 |
| 真ん中あたり | ほどほど | ほどほど | 子どもが乗る、買い物袋が多い |
| 一番前 | 狭い | 一番広い | 後ろは荷物置き、旅行の荷物が多い |
スライドの量はタイプや年式で違うことがあるので、販売店で実際に動かして確かめてみてください。
普段は真ん中あたりにしておき、大人を乗せる日だけ後ろへ下げる、という使い方が一番ラクだという方も多いです。位置を変えるのは数秒でできるので、気軽に動かしてみてください。
- 後ろに乗る人を先に座らせる
- 座面まわりのスライドレバーを引き、前後にスライドさせる
- 膝と前の席の背もたれの間に、こぶし1つ以上の余裕があるか見る
- 荷室に積みたい物が入るか、ハッチを開けて確かめる
- レバーを戻し、座面を揺すってロックされたか確かめる
荷室の使い方はN-WGNの荷室の広さ、背もたれを倒すアレンジはN-WGNのシートアレンジで詳しく書いています。
長距離での後部座席の乗り心地は?
後ろの席の乗り心地は、前の席とは少し感じ方が違います。後ろの席は後輪に近い位置にあるので、段差の突き上げを感じやすいんです。
『後ろに乗ると酔いやすい』という声も、軽自動車ではよく聞かれます。背の高い車は、カーブで体が左右に振られやすいからです。
例えばこんな会話はよくあります。
「後ろ、けっこう揺れるね」
「じゃあ帰りは前に座る?」
後ろの人の乗り心地は、運転の仕方でもかなり変わります。後ろに座る人は前が見えにくいので、次の動きが読めずに揺れを大きく感じやすいんです。急な加速やブレーキを減らすだけで、後席の揺れは穏やかになります。
- カーブの手前で十分に減速してから曲がる
- ブレーキは早めにかけ始めて、止まる直前にゆるめる
- 高速道路では渋滞追従機能付ACCで加減速をなめらかにする
- 2時間に1回くらいは休憩を入れる
Honda SENSINGの渋滞追従機能付ACCは、現行型の全タイプに付いています。使い方と、できること・できないことはN-WGNのHonda SENSINGにまとめました。
タイヤの違いも乗り心地にかかわります。L系は155/65R14、L・ターボは165/55R15で、14インチのほうがタイヤの厚みがあり、突き上げをやわらげやすいと言われます。
後ろの席でも、シートベルトは忘れずに締めておきましょう。後席のベルトは高速道路だけでなく一般道でも着用が義務です。
ベルトをしていると、カーブで体が振られにくくなります。揺れにくくなるので、酔いやすい方にとっても助けになるんです。
揺れや静かさをもっと詳しく知りたい方は、N-WGNの乗り心地と静かさも読んでみてください。
後ろのドアはヒンジドア。乗り降りで気をつけること
N-WGNの後ろのドアは、前の席と同じヒンジドアです。スライドドアは設定されていません。
ヒンジドアは、スライドドアより開け閉めが早く、仕組みがシンプルです。そのぶん、狭い駐車場では隣の車にぶつけないように気を配る必要があります。
- 開け閉めがすぐで、雨の日でもさっと乗れる
- 電動の仕組みが無いので、故障の心配が少ない
- 大きく開くので、乗り込む時に体をひねりにくい
- 狭い駐車場では大きく開けにくい
- 子どもが勢いよく開けると隣の車に当たることがある
- 風の強い日はドアが急に開くことがある
後ろの席から降りる時は、ドアを少し開けて外の様子を見てから大きく開けるのが基本です。自転車やバイクが横を通ることもあるので、子どもにも同じ順番を教えておきましょう。
小さな子どもがいるご家庭は、チャイルドロックを使うと安心です。かけ方と解除の手順はN-WGNのチャイルドロックとチャイルドシートで書いています。
子どもが後ろのドアを内側から開けて、隣の車にぶつけてしまう。駐車場では大人が外からドアを開けるか、チャイルドロックをかけておきましょう。
半ドアのまま走り出すと、メーターに警告が出ます。現行型は全タイプ7インチの液晶メーターなので、表示の意味はN-WGNのメーターの見方で一度確かめておくと安心です。
後部座席まわりの収納はどう工夫する?
後ろの席に座る人は、飲み物やスマホの置き場所に困りがちですよね。前の席に比べると、小物を置ける場所はどうしても少なくなります。
純正の収納の数や位置はタイプと年式で違うので、実車で確かめるのが一番です。そのうえで足りない分は、後付けの用品で補うのが手軽です。
| 後付け用品 | 付ける場所 | 便利な使い方 |
|---|---|---|
| シートバックポケット | 前の席の背もたれ | タブレット・絵本・ティッシュを入れる |
| ヘッドレストフック | 前の席のヘッドレストの軸 | 買い物袋やバッグをかける |
| ドリンクホルダー | 背もたれやドアの内側 | 後ろの人の飲み物を置く |
| ゴミ箱・小物入れ | 足元や前席の間 | お菓子の袋や小さなゴミをまとめる |
ヘッドレストフックは、急ブレーキの時に重い物が揺れないよう、軽い物だけにしておきましょう。
夏場は、後ろの窓からの日差しも気になりますよね。後ろの人が暑そうにしていたら、窓用のサンシェードを足すと過ごしやすくなります。選び方はN-WGNのサンシェード・カーテンの選び方で書いています。
後ろに子どもが乗るなら、足元にマットを敷いておくと靴の汚れが気になりにくいです。小さなことですが、毎日の掃除がぐっと楽になります。
前の席まわりの収納はN-WGNの収納・コンソールで詳しく書いています。

N-BOXと迷っている人へ。後部座席で比べるポイント
N-WGNを見ている方は、同じホンダのN-BOXと迷うことも多いはずです。後ろの席で比べるなら、見るポイントは3つです。
1つ目はドアの形です。N-WGNはヒンジドア、N-BOXはスライドドアなので、子どもの乗せ降ろしのしやすさが違います。
2つ目は天井の高さです。N-WGNの全高は標準Lで1,675mm(FF)と、背の高いスーパーハイトワゴンより低めに収まっています。
3つ目は価格です。N-WGNは標準LのFFが1,576,300円からで、予算を抑えやすいのが強みです。
『後ろの席だけで決めていいのかな』と迷う方もいるかもしれません。後ろに乗る頻度が週に1回くらいなら、運転のしやすさや維持費で選んだほうが満足しやすいです。
逆に、毎日のように子どもを後ろに乗せるなら、後部座席の使い勝手を一番に考えて大丈夫です。乗る人と回数を思い浮かべてから比べてみてください。
後ろの席で子どもを立たせて着替えさせたい、ベビーカーを畳まずに積みたい、という使い方が多いならスライドドアの車も比べてみましょう。大人が普通に座るだけなら、N-WGNの後部座席で困る場面は少ないはずです。
2台の違いはN-WGNとN-BOX・N-ONEの違いで詳しく比べています。内装全体の雰囲気はN-WGNの内装解説で見られます。新車で買う方は、N-WGNの値引き相場を先に読んでおくと見積もりで迷いません!

よくある質問
N-WGNの後部座席に大人は座れますか?
座れます。後席を後ろまで下げると、大人でも足元に余裕を作りやすい広さです。定員は4名なので、後ろは2人までです。
後部座席はスライドできますか?
前へスライドできます。スライドの量はタイプや年式で違うことがあるので、販売店で実際に動かして確かめてください。
後ろの席の乗り心地はどうですか?
段差の突き上げは前の席より感じやすいです。ブレーキやカーブを穏やかにすると、後ろの人はかなり楽になります。
後部座席のドアはスライドドアですか?
いいえ、ヒンジドアです。N-WGNにはスライドドアの設定はありません。
後ろの席に収納はありますか?
純正の収納はタイプと年式で違うので実車で確かめてください。足りない分はシートバックポケットやヘッドレストフックで補うのが手軽です。
まとめ
- 室内寸法は長さ2,055×幅1,350×高さ1,300mmで、後ろは2人まで座れる
- 後席は前へスライドでき、足元と荷室を使い方で分け合える
- 後ろの乗り心地は運転の仕方とタイヤサイズで変わる
- 後ろのドアはヒンジドアなので、狭い駐車場とチャイルドロックに気を配る
- 収納は後付け用品で補い、N-BOXと迷ったらドアの形と使い方で比べる





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